バックナンバー 2009年7月号 


夏場の涼づくり
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これからが夏の本番。住まいにとっては、不快な熱気がこもりがちなシーズンの到来です。暑さの実感は気温の高さによるだけでなく、放射熱・湿気・風量、それに人の視覚や嗅覚に訴えかけるお部屋の雰囲気なども多分に関係していると聞きます。今回は、暮らしに涼感を得るための知恵をご紹介しましょう。
point1 暑さの原因は家電にもあり
部屋にこもる暑さの原因は外気や日光の他に、日ごろ主電源を入れたままにしている家電機器の熱にもあります。家電機器の中には待機状態でも熱をもつものもあり、コンセントに挿入されたプラグやアダプタ等も部屋の熱ごもりに影響します。部屋を冷やす発想の前に、まずは部屋の熱を極力抑えた生活スタイルに改善することが大切でしょう。
 冷蔵庫のように、放熱量が多くても電源を切るわけにはいかない機器というのもあります。一方で、使用していないときも習慣的に起動しがちなパソコンや、夏場は利用機会が限られる電気ポットのように、見直してみれば主電源を落としておける機器もあるでしょう。電気代の節約にも結実するメリットですので、暑さ対策の一つとしてぜひ実践してみましょう。
イラスト1「さりげないアノ熱が暑さを厳しくする!」

point2 水拭き掃除は涼しさの素
先月の特集では、「湿度が高い時期のお掃除は汚れが落としやすい」という要点をご紹介しましたが、今の時期のお掃除は、経済的な暑さ対策を実践するうえでも有意義。水拭きをすることで、室内の各箇所にたまっている熱の気化を助けることができます(打ち水の効果に同じです)。
 また、涼感は視覚からの印象も影響しています。見ていて暑苦しいお部屋にならないよう、夏向きのインテリアに趣向をこらすのも効果的です。熱を奪い、清潔さを保ち、お部屋の見ためも開放的に…。日ごろのまめな努力で過ごしやすい夏を呼びこみましょう!
窓・床・テーブルetc 水拭きで涼感を得る!
イラスト2   イラスト3
ぞうきんがけは室内を傷つけないように注意。また、水拭きによって湿気がたまらないように通風にも配慮しましょう。   電化製品には水気厳禁。一時期的にどかせる製品は主電源を切ってどかし、周囲の床拭きを行います。

point3 「香り」や「食」からも得られる涼感
涼しさは、香りからも得ることができるようです。例えば、お部屋にミント系や柑橘系(グレープフルーツ、レモングラス等)の香りのミストを吹きかける、ハッカ油を入れたお風呂に入るなど、暮らしの中に無理なく取り入れられるので実践がしやすいです。
 また食事の面では、身体を冷やす夏野菜の働きを活かすのもグッドアイディア。キュウリ・トマト・ナス・レタスなど、多くの夏野菜は身体の火照りを改善する効果があります。生で食べるのに適している食材なので、熱調理が不要な点も今の季節にはメリットと言えるでしょう。
イラスト4   イラスト5
■ハッカ風呂で全身スゥ〜♪
湯船にハッカ油を1〜2滴たらすだけ。スゥ〜っとした香りで身体も気分もリフレッシュ。油の入れすぎや、お肌が敏感な方はご注意ください。
  ■夏野菜で火照りをとる♪
「秋ナスは嫁に食わすな」という古い言葉。これには、身体を冷やす夏野菜の働きから労りの意味もあるといわれています。暑い今の季節ならおかまいなし♪美味しく、涼しくいただきましょう!
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