住まいの顔 玄関の習慣を見直す
玄関は暮らしの第一印象にかかわる“住まいの顔”です。ところが各部屋から離れているケースが多く、日頃お手入れの目がいきとどきにくいスペースでもあるようです。今回は玄関の習慣見直しをテーマに、印象を保つポイントや掃除方法についてご紹介しましょう。
point.1玄関の第一印象は「靴の収納」にあり
玄関に散らかった印象を与えがちなものといえば、ご家族の靴。日々履いていく種類は限られていても、収納スペースの都合でやむなく玄関にそのまま・・・というお宅も多いでしょう。まずは使用頻度を考えて、「玄関以外の場所に収納する靴」の分類をおすすめします。下駄箱に入らなければ直置きという固定観念から離れることが、玄関を美しく保つための第一歩です。
前面に写真を!A4ファイルトレー
使用頻度の高い靴から
下駄箱に収納

靴は役割で分けると次のとおり。(1)一年中履くもの(2)雨の日に履くもの(3)冬場に履くもの(4)夏場に履くもの(5)冠婚葬祭に履くもの。下駄箱に収まらない数量の場合は、いまの季節も踏まえた収納の優先順位をつけてみましょう。特に(3)(4)を季節ごとに入れ替える習慣をもつことがポイントです。
玄関以外の収納は
「置き去り」に注意!

押し入れ、納戸、クローゼットなどに靴を収納するときは、なるべく一箇所の利用をこころがけましょう。隙間をみつけてはバラバラに収納していると、保管したことすら忘れてしまいがちです。共通デザインの靴箱(市販品)を用意して前面に中身の写真を貼っておくと、キレイかつ明快に保管できます。
玄関直置きの防止策
「A4トレー」

一足でも玄関に直置きすると、やがて二足三足と増えて美観を保つ習慣はくずれてしまうもの。「一年中履く靴だけは表に出したい」という方には、靴置きの利用をおすすめします。専用の置き家具よりもお手頃なものでは、A4判タテ型の三段式ファイルトレーが便利です。高さ調節可能なものを用意しましょう。
point.2玄関のたたきには「ホコリが舞わない掃き掃除」
玄関のたたきは住まいのなかで唯一、土足であがるスペースです。定期的にお掃除が必要ですが、ひとつ厄介なのが舞いあがるホコリ。そのまま掃き掃除をするとかえって玄関周辺を不衛生にしてしまいます。とはいえ水掃除が難しい住まいもありますので、ここでは少量の水分でも効果的な掃除方法をご紹介しましょう。ご用意するものは「新聞紙」です。
新聞紙・掃き掃除!掃き掃除のついでのカビ予防もおすすめ

■逆転の発想!新聞紙を散らかしてから掃く

@古新聞を水に濡らす
細長くちぎって濡らし、すこし絞りましょう。水分が多すぎるとこびりついたり、乾きにくさからカビが生えやすくなったりしますのでご注意ください。
Aバラまいて掃き掃除
玄関のたたきにまんべんなくバラまいて新聞紙ごと掃きましょう。紙に含まれた水分がホコリを舞いあがらせることなく吸い取ってくれます。
Bエタノールをふきかけ除菌
カビ予防にひと手間かけるときは、エタノールを直接たたきにふきかけ3分程度放置しましょう。そのあと乾拭きをすればお掃除完了です。
point.3玄関のお手入れは「ドア」もお忘れなく
玄関がキレイでも、玄関ドアの汚れが目立っていては台無しです。板部分の素材(金属製、樹脂製、木製)を確認し、大掃除シーズンに限らず月一回程度のお手入れをおすすめします。
また玄関ドアは拭き掃除のほかにワックスがけも重要です。保護膜をつくることでヒビ割れなどを防止してくれます。使用の際は塗りすぎやムラにならないよう、一旦柔らかい布におとしてから塗るのがポイントです。雨や泥の影響を受けやすいドア下部は、特にワックスがけの効果がでるところです。
金属製樹脂製木製

■素材別の玄関ドアお手入れ方法

★金属製
金属製ドアには鋼・アルミ・ステンレスなどがありますが、いずれも基本は柔らかい布かスポンジでの水拭きです。頑固な汚れには食器用洗剤を使用しましょう。有機溶剤を含む洗剤、酸性洗剤(トイレ用)、 アルカリ性洗剤は腐食のもとになりますのでご注意ください。洗剤が残らないよう再度水洗いをし、仕上げに乾拭きをします。
★樹脂製
樹脂製ドアは見た目が木製に近いですが、お手入れの方法はむしろ金属製に近いものです。基本は、柔らかい布かスポンジでの水拭き。頑固な汚れを落とす際は中性洗剤のほか、アルカリ性洗剤も使用できます。水でうすめてから布に染みこませましょう。そのあとは金属製ドアと同様、水洗い+乾拭きを行います。
★木製
木製ドアは直射日光や汚れに関して特にデリケートな素材です。日頃のお手入れは柔らかい布での乾拭きが基本です。うすめた中性洗剤も使用可能ですが、水拭きができないため洗剤の拭き取りには比較的手間がかかるでしょう。
☆特に汚れやすい!ドアノブ掃除
毎日手で触れるドアノブは手垢がつきやすいので、週一回程度のお手入れがのぞましいところです。その際便利なのが軍手。住居用洗剤を吹きつけた軍手で隅々までこすり、水拭き+乾拭きで仕上げましょう。肌が敏感な方は軍手の下にビニール製手袋をご利用になると、支障なくお手入れできます。

 

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