バックナンバー 2006年9月号
1
マンションにもひと部屋はある和室ですが、生活様式の変化等で、なかなかその良さを活かしきれていない事が多いと思います。今回は、日本の伝統である和室の特徴を活かしつつ、和室で心地よく過ごせるインテリアテクニックをご紹介します。ぜひ、参考にしてください。
床に座ると、天井が高く部屋が広く見えますが、特に和室でくつろぐ時は、正座や足を伸ばして座ることが多く、目線が低くなる分、背の高い家具があると圧迫感を感じるものです。座った時の目線に合わせ、なるべく背の低い家具を選び、アクセントに花器を床に置くと圧迫感がなくなり、居心地のいい空間になります。夜は、蛍光灯ではなく和紙で覆われたスタンドライトで、くつろぎ・癒しの空間を演出しましょう。
目線に合わせて部屋を低く見せる。座ることが心地よくなる和室に。
和室をさらに和室らしく演出するなら、お勧めは、やはり和家具。無垢材を使い、職人の確かな技術で作られた和家具は、海外でも人気がある一方、日本でも意外とモダンな空間に調和するという点が注目され、自由な発想でインテリアに取り入れる人が増えています。家具は最小限に抑え、部屋のカラーを木の色である茶色、ジャパニーズブルーの藍色を基調にして、落ち着いた雰囲気をつくりましょう。和家具に藍の座ぶとんを合わせれば、昔の民家で過ごしている気分になれます。
和家具、そして藍のざぶとんで伝統を感じる和室を演出。
和室は、意外と西洋の家具とよく馴染みます。実は、日本を代表する家具ブランドや和家具の歴史を辿れば、西洋家具の影響があるのです。たとえば、英国のアンティークの椅子と和家具を組み合わせてみても、全体の色合いや椅子の縁が木製であるなど、共通 したテイストがあれば違和感はありません。畳が傷まないように、椅子の脚にスポンジシールを貼り、 ラグを敷きましょう。和室の雰囲気自体も変わりますので、椅子のくらしに慣れたあなたに、お勧めです。
意外と合うアンティーク家具。西洋の文化と日本の伝統が融合。
1
1
1
1
1
1
Copyright
©
1997 一般社団法人 不動産流通経営協会 All RightsReserved.