バックナンバー 2008年12月号 


NOを知る、コツを知る。素材にあった家具のお手入れ法
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家具はとてもデリケート。それだけにお手入れの仕方がわからず、日頃後まわしになっているという家具も多いようです。家具には、素材それぞれに適したお手入れ法があります。注意点をしっかり踏まえて、この大掃除シーズンから実践してみませんか? 今回は、家具の素材別に「籐」「ガラス」「革」のお手入れ法をご紹介します。
ラタン 湿気はNO!でも、水洗いはOK.
籐を「水洗いできない」素材とお考えの方がけっこう多いようです。このことは、「湿気に弱い」という特徴と混同してしまっている誤解。他の素材と同様、水気が残るとカビの原因になりますが、きっちり拭き取りさえすれば丸洗いしても問題ない素材です。また、籐は極度の乾燥も嫌いますので、時々濡れ雑巾で拭いたうえで乾拭きをしておきましょう。
ただし、籐に良く似たもので水に大変弱い素材もあります。籐以外の素材でも籐として販売されている場合がありますので、充分ご注意ください。
イラスト1  

■接続部分のホコリ
綿棒でかき出す、または掃除機のアタッチメントを使い吸いとります。

■手垢などの汚れ
はじめにスポンジ(または布)で洗剤拭き。その後に水拭き、乾拭きとつづけて汚れをとります。
■フレーム・編み込み部分のホコリ
柔らかい歯ブラシ等でかき出し、掃除機で吸いとります。
  ■塗装の剥がれた部分
同じ色のオイルステインを古布等にしみ込ませ手拭きすれば補修可能。オイルステインは、ホームセンター等で購入できます。

ガラス 直接スプレーはNO!塗装面にご注意を。
ガラス類についた指紋や軽い汚れには、アルコールが最適。薬局などで購入できる消毒用エタノールや、アルコール入りのキッチン用衛生スプレーがおすすめです。注意点は、塗装された部分に液がつくと白濁し、色・ツヤに変化がでてしまう恐れがあること。ガラスクリーナーを使用する場合でも同様です。スプレーで直接吹きつけることは避け、布に液をしみ込ませてから丁寧にガラスを拭いてください。
イラスト3   イラスト4   イラスト5
■ガラスの扉
扉の枠などの塗装面に液がつかないように注意して洗剤拭きします。また掃除するのと同時に、災害時に備えてガラス飛散防止フィルム等で対策しておくことをおすすめします。
  ■ガラスのテーブル
柔らかい布で乾拭きし、軽い汚れは水拭きします。しつこい汚れにはガラスクリーナーや薄い中性洗剤を使用。しっかり拭きとります。
  ■照明器具
はじめに中性洗剤で拭き、後に水洗いしてよく乾かします。化学雑巾の使用は油膜がついてくもりの原因になるので避けます。また、ステンドグラスの場合は水洗いも避けます。ホコリを払った後、中性洗剤を薄めた液を染み込ませてよく絞った布で拭きます。※照明の掃除の際は必ず電源を切り、器具から取り外して行いましょう。

革 水拭きはNO!クリームとプロテクターで対応。
ソファに代表される革製の家具。革は水気を大変嫌います。ホコリがたまっても水拭きができませんので、日頃からのお手入れが特に大切な素材です。ホコリには乾拭きよりも掃除機のほうが革を痛めにくく、おすすめです。皮脂や汗による汚れを落とす場合は、革専用のクリーナーを使用します。クリーナーは、革の材質に合わせて慎重に選びましょう。また、革専用のプロテクター(保護クリーム)は、クリーナーで汚れを落としてから全体に薄く塗布します。プロテクターが乾いた後に丁寧に乾拭きすると、ツヤが出て汚れがつきにくくなり、防カビ効果も高まります。
靴用クリーム、床・車用ワックス、溶剤(ベンジー・シンナー)、化学雑巾などは革を傷めるので使用は絶対に避けましょう。
  イラスト6
クリーナーとプロテクターの使用は、4ヶ月〜半年に一度が目安。日頃から掃除機でホコリを吸い取りましょう。
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