見落としがちな節電ポイント
point1トイレの「温水」と「便座暖房」で節電
ご家庭のトイレは、温水洗浄便座が主流になってきています(普及率約60%)。寒い季節には特にありがたい機能ですが、ここも、ユーザーのこころがけで電気代に大きく差がでる場所になります。温水洗浄便座は、便座暖房や温水機能のスイッチをオフにしていても制御用電力を消費しています。旅行など長期間不使用となる場合は、コンセントもプラグから抜いておきましょう。
■「温かい水」より「冷たくない水」が理想
温水洗浄機能は、そもそも「温まる」のが目的ではありません。冷たいと感じない程度の温度設定が望ましいです。高・中・低の3段階設定の場合、真冬でもなるべく「高」にしないようこころがけると、現在の一般的な機種で年間1,000円以上の節約になるとみられます。
■便座暖房は「習慣」にしないこと
便座暖房は、この季節に必要かをあまり考えずに、日ごろ習慣的に使用しがちな機能です。また、便器のフタを開けたままにしていると放熱が進み、余計に電気(およそ+10%)を消費します。高い温度設定を避け、フタも閉めておくようにすると、こちらも現在の一般的な機種では年間1,000円以上の節約になるとみられます。

※温水洗浄便座は、機種によって月々の電気代は異なります。

point2掃除機の「強さ」と「頻度」で節電
掃除機がけは、畳、フローリング、カーペットなど、使用場所によってかける強さを調節するのが基本です。一般的な1000W掃除機で強・中・弱の3段階設定の場合、「中」は「強」の約40%、「弱」は「強」の約25%の消費電力で済みます。どこの場所を掃除するにも「強」でかけていればラクチン♪…そう考えていると、余分な電気代が蓄積されていきますのでご注意ください。各場所に適切な掃除機がけを行いましょう。
■「掃除機内の掃除」も電力に影響
集塵袋にゴミがたまったり、フィルターにホコリが多く付着してくると、掃除機の吸引力は低下します。使用している時間が長くなれば当然、消費電力も増えてしまいます。掃除機自体のコンディションを整えることが、最初の節電術といえるでしょう。特にフィルターの汚れに関しては、まめにチェックすることをおすすめします。
■掃除機がけを一度に済ます準備が肝心
掃除機が最も電力を消費するのは、電源スイッチを入れた瞬間です。したがって、スイッチを入れ直す動作を減らすことで節電効果があります。掃除機をかける前に室内の整理(掃除機のコースを確保)をしたうえで一気にかけましょう。そのほか、フロアーモップや雑巾で済ませられる箇所を判断して、掃除機の使用頻度を減らすのも良い工夫です。
Point.3効果大!テレビの「映像モード」で節電
省エネに配慮したテレビが広く普及してきていますが、現状ではかなり多くのユーザーが重要な節電ポイントを見逃しているようです。それは画面の明るさを切り替える「映像モード」。購入時、明るい映像モード(呼称は「標準モード」「ダイナミックモード」等)になっていることから、そのまま変更せずに使用しつづけているケースが多いようです。各映像モードによる消費電力の違いは歴然です。賢く使いわけて節電しましょう。
■「画面が暗めでもいいとき」を判断する
蛍光灯を使用しない時間帯や、部屋を暗くして映画を楽しむ場合など、視聴状況に応じて画面を適正な映像モードに切り替える習慣が大切です。これにより、標準モードのみを使用している状況に比べて3割〜6割程度の節電効果が見込めます。
■節電は「快適」との折り合いが大事
テレビの節電というと「コンセントを抜く」を思い浮かべる方がいらっしゃると思います。ただし、近年の機種は待機時の消費電力が低く、抜いてもそのままでも年間10円も差がでないものが多いようです。節電は、暮らしの快適性との折り合いも大事です。無理なく続けられるところから実践していきましょう。
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