車はわが家の一部 カークリーニングの基本
水仕事や屋外での掃除がラクになる、夏が到来しました。住まいの拭き掃除はもちろん、自家用車のクリーニングもはかどるシーズンです。清潔な車内はお部屋と同様、ご家族の健康にも影響するポイント。お出かけの予定も増えやすい夏休みにさきがけ、今回は車の基本的なお手入れについてご紹介しましょう。
外側ー「目立つ部分」より「汚れやすい部分」を優先に
車で最も目立つ部分はボディですが、適切な洗浄順としてはタイヤが優先です。多くのケースはホイールが一番汚れていますので、後まわしにすると付着した砂や泥が洗浄済みのボディに飛び散るおそれがあります。@タイヤ A下回り Bボディの順に洗っていきましょう。全箇所共通して使用するカーシャンプーは安価の市販品(薄めて使用するもの)で結構です。
ボディの洗浄は「上から下に」が基本。その際、使用した洗剤液を乾燥させないことが大きな注意点です。液が日光で乾燥すると塗装を傷める原因となりますので、使用後は速やかに水で流すようにしましょう。
A 優先して洗う「タイヤ」と「下回り」
ホイールは、デザインによって洗いにくい箇所があります。スポンジだけでなく使い古しの歯ブラシなども利用すると効果的です。
車の下回り(ハウス内、前後バンパー底面、サイドステップ底面)は、ホイールに使用したカーシャンプーをそのまま利用して洗います。ハウス内には、毛の柔らかいホイール用ブラシがあると便利。付着した砂や泥を、水(シャワー)をかけながらこすり落としましょう。
B 「ボディ」は水を使うタイミングがポイント
ボディは、砂や泥が付着したままこすると傷がつくおそれがありますので、最初に強く水をかけます。それからカーシャンプーをスポンジに含ませ、@ボディルーフ面 Aボンネット・トランク上面 Bサイド面の順に洗浄。泡を長く残すのは厳禁です。仕上げの水洗いを済ませてから次の箇所に移りましょう。
水の拭き取りには、洗車用マイクロファイバークロスがおすすめです。一度水に濡らし硬く絞ってから使用します。こまめに絞りながら水滴を丹念に吸い取ったらボディは終了です。
注意 カンカン照りは「洗車日和」じゃない!?
「夏場は洗車に最適♪」という考えは、水仕事をする私たちの都合。車のことを考えると、洗剤液がすぐに乾燥しない気候のほうが適しています。夏場の洗車はなるべく直射日光を避けられる天候や時間帯を選びましょう。また、砂やホコリが飛ぶ風の強い日も洗車には避けておきたい条件です。
内側ー革製と布製、それぞれのシートの扱いに注意!
車の中は、意外なほど汚れやすい場所です。特にシートの衛生は日頃から注意しておきましょう。ホコリ取りだけでもこまめに行うことをおすすめします。掃除機が使用可能なら、細いノズルで吸い取ります。縫い目などの細部は、絵筆やハケを利用してみると効果的です。シートが革製か布製かによってお手入れ条件は多少異なりますので、下記のポイントを把握しておきましょう。
なお、シートと同じく汚れやすいフロアマットは(車外に出して)布団たたきなどで軽く叩くだけで砂や石が落とせます。
■「革製」には台所用中性洗剤
革製シートは水気・湿気が苦手ですが、きちんと乾かせば軽い水拭きなら耐えられます。バケツの水に台所用中性洗剤を数滴入れてタオルを浸し、水拭きすると効果があります。その際、タオルは常に新しい面で拭くようにしましょう。シートの基本的な掃除方法は(革製・布製を問わず)乾拭きです。水拭きの後もしっかり乾拭きをして水気を吸い取りましょう。
■「布製」は消臭・除菌も重要
布製シートの汚れ取りは、住居用洗剤を薄めたものをタオルにしみ込ませ、表面を軽くなでるように拭きましょう。汚れがかなり目立つ場合は、台所用洗剤をそのままタオルに含ませて軽くたたき、水拭き、乾拭きで仕上げます。革製の水拭きと同様、常にタオルは新しい面を使いましょう。また布製は、臭いや雑菌も大きな問題です。酢水で軽く拭くと、消臭・除菌の効果があります。
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