アートフレームを楽しもう
もうそこまで来ている本格的な冬。この季節はまた火災の起こりやすいシーズンでもあります。出火の原因は「ついうっかり」「知らなかった」などの人的要因が多くを占めるといいます。今回は暖房器具にかぎらず意外なところに潜む火災の危機についての特集です。
point1お気に入り、なんでも額に入れて飾る
燻焼とはイブリ燃焼などとも呼ばれ、酸素が薄いなどの理由で不完全燃焼している状態です。酸素が供給されれば一気呵成に燃え上がります。掛け布団に覆われた電気こたつは、この燻焼の危険を特にはらんでいると言えましょう。電気こたつの赤外線ヒーターネットに掛け布団が接触していたため、こたつ掛け布団が加熱されて内部の綿が燻焼を起こし、気がつかずに約4時間後に発炎して出火というケースもありました。
こたつ
電気こたつにはサーモスタットが組み込まれていますが、布団が密着して燻焼を起こしても、内部の温度が上がらないなどの原因で作動しない場合があります。また電気こたつのなかに衣服を入れて乾燥したり、暖めたりというは内部のヒーターに触れる危険がありとても危険です。
point2お客様の視線で、お住まい全体をチェック
電子レンジ
毎日使う電子レンジ。いまやどこのご家庭にも普及しました。樹脂系の耐熱容器も多く出回り、なかでもラップは電子レンジでは欠かせないものとなっています。しかし、ラップの耐熱温度は120℃以下、耐熱容器は230℃が、おおむね限界だと考えられ、この限界を超えると溶け出したり変質しはじめます。また加熱で高温になると食品が沸騰して庫内に飛び散り、放置していると「こげ」となってレンジの内部にこびりつきます。レンジからチリチリと音がしたり火花が散るのは、炭化しこびりついた「こげ」が原因で、この時瞬時に1200℃以上になっています。これは発火の原因となる非常に危険な状態です。こまめに庫内の掃除を心がけましょう。
オーブントースター
また、冷凍フライをアルミホイルで包み、オーブントースターに入れ加熱していたところ、フライからしみ出た油がこぼれ落ちヒーターに付着して着火。底にあるトレイに溜まったパン屑等に着火したケースもあります。アルミホイルは洗う手間が省けて便利ですが、冷凍フライ類を加熱する際はオーブントースターに付属している深皿を使用するようにしましょう。
point3お部屋に合わせてカラーコーディネイト
IHクッキングヒーターの特長のひとつに、火を使わないから安全ということがあります。でも、IHクッキングヒーターからも火災は起きています。火がないのに、なぜ火災が起こるのか。たとえば天ぷら火災は、火が油に燃え移るのではなく、油の温度が約370度になると自然発火します。 「炎」ではなく「温度」が火災をひきおこすのですね。IHクッキングヒーターを使うときは ●少量の油は危険、説明書に指定されている油量をまもること ●IH対応鍋を使用すること、などの使い方に気をつけましょう。また、ガスコンロなどにくらべ作動している事がわかりにくく、うっかり点けたままにしてしまったなどのミスにも気をつけたいですね。
IHで使えない鍋
鍋底がぴったりとヒーターに密着するものを使用します。平らなものでも使用中に熱で底が反り上がることがあるので注意が必要です。また機器の取扱説明書では使える鍋の材質として「磁石の着く材質ならOK」と書かれていることがありますが、たとえばホーロー鍋の底のガラス層が破損してヒーターの強化ガラスが割れてしまったなどのケースがあります。判断が難しいようであれば、やはりIH対応鍋を使用するのが安全ですね。
他にも関連したトピックスを、バックナンバーのなかからご紹介します。
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