バックナンバー 2009年4月号 


油断禁物住まいの花粉症対策
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やっと暖かい季節が到来したのに、花粉のせいで複雑な気分…。「今年の花粉はすごい…」なんていうフレーズは、おもえば毎年耳にしているようです。花粉症が発症していないご家族も油断は禁物。そこで今回は、花粉に負けない住まい方の基本について整理しておきましょう。
point.1 「花粉を住まいにいれない」を徹底する
住まいを花粉から守る第一は、花粉を住まいに入れないこと。言うに及ばないことのようですが、暮らしの隅々までこのことを徹底するのはなかなか難しいものです。お部屋の窓と同じくらい意識しておきたい箇所が、換気口。住まいの花粉侵入経路の中で最も割合が多いといわれるのは、窓と換気口です。外気を取り込めるところであれば、狭くとも多量の花粉が侵入してきます。換気口には専用のフィルターや不織布をつけて花粉をしのぎましょう。
帰宅時にはまず、上着や帽子など花粉がかかる衣類をブラッシングし、髪も軽く払います。そしてうがい・手洗いだけでなく、洗顔(洗眼)も済ませるのが理想的な対策といえます。
イラスト1   イラスト2
住まいの花粉侵入経路の約60%は窓と換気口。
まめな対策が好環境の暮らしにつながります。
  自分・家族が連れてくる花粉にも要注意。
帰宅後の洗顔も習慣にしましょう。

point.2 掃除機・拭き掃除を賢く使いわけ
花粉シーズンの掃除のポイントは、室内に持ち込まれてしまった花粉を、いかにまき上げずに除去するか。掃除機を不用意にかけると、排気口から吹きだす風で花粉が室内に飛散してしまいます。フローリングや畳なら、掃除機よりも拭き掃除のほうが効果的です。カーペットの場合、ウェットシートや濡れぞうきんで先に拭いてから掃除機を使用しましょう。
またカーテンやブラインドは、静電気を起こしやすく、窓を少し開閉しただけでもかなりの花粉を寄せつける箇所です。カーテンには、まめな掃除機がけと定期的な洗濯を(※丸洗いできる生地か要確認)、ブラインドは化学モップなどでホコリを軽くとった後に濡れぞうきんがけを丹念に行いましょう。
時間がある日は朝の掃除が望ましいところ。室内の花粉が床に落ち着いているうちに済ませ、ご家族の過ごしやすい住まいを保ちましょう。
  イラスト3
まずは、濡れぞうきん(またはウェットシート)がけ。
花粉をカーペットに落ち着かせてから掃除機で除去します。

point.3 部屋干しは、時間との勝負
濡れた状態の衣類に花粉がついたまま乾燥すると、花粉が繊維に巻き込まれて払いきれなくなる場合があります。そこで、部屋干し。特有の嫌なニオイがつくイメージもある干し方ですが、速乾できる室内環境を整えればその心配もなし。部屋干しは時間との勝負です!
イラスト4   イラスト5   イラスト6
■空気の流れを確保する
干す環境には日当たりも大切ですが、空気の流れも大切です。壁沿い・窓沿い(カーテンレール等)では、室内の空気が動きにくいため乾きが遅くなります。可能な限り部屋の中央寄りに干しましょう。またエアコンや扇風機を利用し、空気の流れをつくるのも良い方法です。
  ■ サイズと種類にあわせた干し方を
◎サイズが様々な衣類
→ 大きいものと小さいものを交互に干す。
◎厚手の衣類
→ 小物干しを中に入れて隙間をつくる。
◎襟付きシャツ
→ 空気によく触れるように襟を立てボタン等もあける。
◎パンツ・スカート
→ 裏返しにして小物干しに筒状に干す。
◎シーツ
→ ハンガー数本を利用し隙間をつくる。
  ■新聞紙には除湿効果
除湿機がわりに役立つのが新聞紙。干している洗濯物の下に新聞紙を敷く、あるいは新聞紙を丸めたものを敷き詰めるなどすると、湿気を吸収して洗濯物の速乾につながります。
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