プランターやバケツを利用して、ベランダでも稲作ができることをご存知でしょうか。これはお食事のためというより、お米を育てあげる喜びを分かちあうための自家栽培。特にお子さまのいるお宅におすすめの“家族イベント”です。種まきから精米までのスケジュールとあわせてご紹介しましょう。
用意するもの
栽培用:種もみ 黒土と肥料 プランター数個 透明パック 水
脱穀用:新聞紙(敷きもの) お茶碗
もみすり・精米用:柔らかいゴムボール すり鉢 ビン 太い棒 ふるい
5月上旬 @ : 芽だし
透明パックに種もみを入れて水に浸します。酸素不足にならないよう、毎日水をいれかえます。
芽がでるまでつづけましょう。
5月上旬 A : 土づくり
土はプランターのふちから5cmほど空きのある量が目安。天日干ししてから使用します。肥料も使用する場合はよく混ぜ合わせてください。
芽だしが完了するまで、そのまま置いておきましょう。
5月上旬 B : 種まき
発芽したら、いよいよ種まき開始。
水を土の表面にたまらない程度入れましょう。
5月下旬 : 苗の植えかえ
葉数が4枚ほど(種まきから2週間前後)育ったら苗を2〜3本ごとにバケツへ移しかえます。
プランターを使用する場合は15〜25cm間隔で植えましょう。
6月上旬、稲が茎を増やしながら成長。
これを「分げつ」といいます。
7月上旬 : 中干し
ある程度成長したらバケツの水をぬき、
土の表面が少しひびわれるまで「中干し」します。
5日ほど干したらふたたび水を入れます。
8月下旬、茎のなかに幼穂(ようすい)ができて約30日後に穂がすがたを見せます。花が咲くのはそれからさらに2〜3日後です。
9月中旬、もみの中に栄養がはこばれ
徐々にお米ができてきます。
実が詰まると稲穂が重くなり垂れてきます。
10月中旬 : 稲刈り
お米が固まったら水を抜きます(落水)。
落水から約1週間後が稲刈り時期の目安です。
稲は根もとを束ねて逆さ向きに干します。
11月上旬 :
脱穀から精米
(1)茶わんのふちを穂もとにおき、穂をゆっくり手前に引っぱって脱穀します。
(2)ひと握りのもみをすり鉢に入れゴムボールなどを利用してお米をだします。
(3)もみがらから出てきたお米をビンに入れて太い棒でつき、ぬかをとります。
ふるいを利用するとより取りやすいでしょう。
約半年間かけて自家製のお米が完成!
ご家族でひと粒ひと粒、おいしくいただきましょう♪