バックナンバー 2002年6月号
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うっとおしい梅雨は、住まいに湿気がたまり、カビが発生しやすくなります。カビは住まいの老朽化を早めるだけでなく、身体にも悪影響をおよぼします。しっかりと湿気対策をして、梅雨時も快適で健康な暮らしを実現しましょう。
浴室や台所などの水回りは湿気が多く、温度も高め。カビが発生する条件を備えていますから、とくにカビ予防に気を配りましょう。何よりもまず注意したいのは、水分を断ち切ることです。水に濡れたらこまめに拭き取る、換気をして水蒸気を追い出すなど、できるだけ早く乾燥させることが大切です。
■浴室
入浴後は、浴室内に大量の水蒸気が発生します。タオルなどで水滴をふき取ってから、窓を開けたり換気扇を回して、湿気を室外へ排出しましょう。ただし、浴室と隣接する部屋に湿気がいかないよう、浴室のドアを閉めてから行ってください。
■キッチン
炊事をすると、ガスやお湯から水蒸気が出て、ほかの部屋に広がります。火を使ったり、炊飯器を使う時、洗い物などでお湯を使用する時は、換気扇を回すようにしてください。また、調理時に飛んだ汁などがあると、カビの栄養源となって繁殖しやすくなるので、こまめな掃除もお忘れなく。
水を使用しない居住スペースと収納スペースには、も ともと水分がないので、カビの生存に必要な水分を湿度から供給しています。すなわち、乾燥した環境を維持すれば、カビの発生を防げるというわけです。できるだけこまめに窓を開け外気を入れるなど、湿度を下げるための暮らし方を心がけましょう。
■居室
●窓を2カ所以上開けて空気の流れをつくる。
天気のいい日は、両側の窓を開け、空気の通 り道を作りましよう。図のように、窓を開けて換気をした場合は、しないときに比べて、湿度が低くなり、カビの発生が防げます。その際、窓だけでなく、ドアやふすまも開け放ち、空気を循環させれば、いっそう効果 的です。
●家具は壁面から離して置く。
家具を壁に密着して置くと、空気の対流がなく湿気がこもります。カビの発生を防ぐためには、家具と壁との間隔を10cm程度離して置き、空気が通 るようにしましょう。
■押入
空気の流れが少ない押入は、湿気のたまり場。天気のいい日は、押入の戸を開けて、風通 しをよくしておきましょう。また、布団などを収納する際は、床にすのこを敷き、左右と奥の壁から5cm程度離して収納すると、空気の流れができて、湿気がこもりにくくなります。
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