サビない カビない 正しいベランダ掃除
ベランダは、お部屋に比べてお掃除の頻度が低くなりがちなスペースです。屋外と隣り合わせにあるため、発生したサビやカビによって美観をもとに戻すことが困難になる恐れもあります。これからは、ベランダ各箇所のお掃除も習慣づけていきましょう。今回の特集では「床」「手すり」「エアコン室外機」に分けて、日頃のベランダ掃除方法をご紹介いたします。
point1雨の日は「ベランダ掃除の日」!
暮らしの中で「せっかくの予定が雨のせいで台無し!」という状況はよくありますが、逆に、雨の日だからこそ効率が良くなることもあります。それが、ベランダのお掃除。水洗いが必要なベランダは、自然に降る雨水を利用するのがいちばんです。壁、手すり、室外機など上のほうの汚れから順に落としていき、最後に床を洗います。なお、雨の日にすぐ取りかかれるよう、使用するブラシ類は取りだしやすい場所に備えておくと良いでしょう。
■雨はベランダの「敵」でも「味方」でもある
雨はベランダ掃除の「味方」になってくれますが、一方で溜まった汚れを頑固にする「敵」でもあります。砂やホコリは普段からこびりつく前に取り除き、時々ブラッシングするというサイクルがのぞましいでしょう。こするほど汚れていない場合は、不要な衣類などでの雑巾がけがおすすめです。
■掃除中、排水口の詰まりに注意
特に汚れが溜まりやすいのが、排水口の付近。掃除中もそのままにしておくと、床から出た泥や観葉植物の落ち葉などで詰まってしまう恐れがあります。濡れ雑巾を利用して排水口をある程度囲い、詰まる大きさの汚れが一度に入りこまないようにしてから、ブラッシングしましょう。
point2手すりの「寿命」を伸ばす拭き掃除
ベランダの手すりは、床よりもさらに汚れが溜まりやすい箇所です。表面に付着したまま長期間放置しておくと、腐食やサビの原因になります。一般に多いアルミ製の手すりの場合、普段のお手入れは水拭き〜乾拭きのワンセットが基本です。汚れの度合いに応じて、中性洗剤を薄めたもので水拭きしましょう(鉄製では、乾拭きのみが基本です)。笠木も、手すり部分と同様の方法でお手入れしてください。
■アルミ製は、カーワックスも予防に有効
アルミ製の手すりにサビが発生したら、紙ヤスリなどで軽くこすって取り除き、屋外アルミ用塗料を塗っておきます。また予防策として、カーワックス(コンパウンドが含まれていない種類)を手すりに塗布すれば撥水作用でサビに強くなります。定期的に塗布し、アルミを長持ちさせましょう。
■鉄製は、乾拭き掃除を習慣にする
鉄製の手すりは、アルミ製よりもさらにサビが発生しやすいので要注意。雨水に濡れたのに気づいたら、習慣的に乾拭きすることをおすすめします。お手入れは乾拭きのみが基本です。サビが発生した場合、アルミ製と同じく紙ヤスリなどで軽くこすり、取り除いた後に屋外鉄部用塗料を塗っておきましょう。
point3エアコン効率にもかかわる室外機掃除
エアコン室外機の汚れは、ベランダの美観の問題に加えて、放熱の妨げ(電気代の無駄遣い)やコンプレッサーの寿命にも影響します。基本の掃除方法は、ブラッシングと水拭き。気になる室外機内部の掃除に関しては「電装部に水がかかりかねない」「手を切りやすい部品が多い」など危険性がありますので、ご家庭で行うことはおすすめできません。5年以上の使用を目安に専門業者に分解掃除を頼んでみてはいかがでしょうか。なお、エアコンを使用しない際の室外機にはカバーをかけ、汚れを防いでおくと良いでしょう。
■普段の掃除にはシューズブラシを活用
室外機の空気出入り口(ファン付近)の汚れには、シューズブラシが有効です。ブラシを水につけて掃き、その後に硬くしぼった雑巾で水拭きをして仕上げましょう。エアコンは、空気の通り道を確保することで効率が大きく変わります。汚れをこまめに取るだけでなく、室外機の周囲に物を置かないことも肝心です。
■室外機から出る水は「カビ」の原因
室外機から排出される水は、カビの原因にもなります。ホースの先端にビニール袋をかぶせ、ゴムでとめておきましょう。水自体は有害ではありませんので、飲み水以外には使用可能です。ガーデニングをされている場合は植物にあげるのも良い方法です。水が逆流しないよう、袋はまめに交換してください。
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